「空」शून्य(シューニャ)または शून्यता(シューニャター)

色不異空  空不異色  色即是空  空即是色

しきふいくう くうふいしき  しきそくぜくう  くうそくぜしき

「色不異空」とは、目に見えるものが全てではない。

「空不異色」とは、目に見えないものも実態として存在するものもある。

「色即是空」とは、世の中に永久に不変のものはなく、どんなものでも流動的に変化する。

「空即是色」とは、流動的に変動することによっていろんな物体に生まれ変わることができる。

上記の意味がわかれば、世の中に永久に不変のものはなく、ものごとへの怨みや呪も空であり、

実体がないものと考え、執着から離れ、少しは楽になることもあるかも知れない。

「空 」はサンスクリット語で「シューニャター」、「色(しき)」は「ルーパ」と言います。

仏教年譜と日本の歴史
色 即 是 空