西 暦 | 仏 教 関 係 出 来 事 | そ の 他 |
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紀元前3000年 | インダス文明おこる。黄河文明始まる。縄文式時代 | |
紀元前1200年 | リグ・ヴェダ成立(ऋग्वेद:古代インドの聖典であるヴェーダの一つ。サンスクリット語の古形あたるヴェーダ語で書かれている。全10巻で、1028編の讃歌。) | |
紀元前770年 | 春秋時代(古代中国における周王朝の後半期に位置する時代。周代に成立した歴史書「春秋」から取られている。 | |
紀元前700年 | カースト制度(ヒンドゥー教における身分制度) インドにおけるカースト:ヴァルナ ○ブラフミン(サンスクリット語でブラーフマナ、音写して婆羅門:バラモン) 神聖な職に就けたり、儀式を行える「司祭」とも翻訳される。 ○クシャトリヤ:王や貴族など武力や政治力を持つ「王族」「戦士」とも翻訳される。 ○ヴァイシャ:製造業などに就ける「市民」とも翻訳される。 ○シュードラ:ヴァルナに属さない人々(アウトカースト)もおり、アチュートという。「不可触民(アンタッチャブル)」とも翻訳される。 |
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紀元前566年 | ゴータマ・ブッダ誕生(ゴータマ・シッダールタ)गौतम सिद्धार्थ、釈迦牟尼はサンスクリット語でシャーキヤム二(शाक्यमुनि Śākyamuni)の音写 北インド出身で仏教の開祖。シャーキャ(शाक्य Śākya)、コーサラ国の王子として生まれ、人生の真実を追求しようと29歳で出家。 | |
紀元前551年 | 孔子誕生(春秋時代の中国の思想家、哲学者) | |
紀元前400年 | 戦国時代 | 鉄器使用 |
紀元前400年 | 仏滅(釈迦の入滅)後100年。上座部仏教(小乗仏教)と大乗仏教に根本分裂 | |
紀元前300年 | 稲作、聖堂、鉄の使用 | |
紀元前317年 | マウリヤ王朝 | |
紀元前221年 | 秦・始皇帝が中国を統一 | |
紀元前202年 | 前漢が中国統一 | |
紀元前268年 | アショーカ王即位し仏教に帰依。「アショーカ王碑文」 | 古ウパニシャッド |
紀元前160年 | 「ミリンダ王の問」 | ヒンドゥー教おこる。 |
大衆部枝末分裂、上座部枝末分裂。説一切有部、経量部等成立。アビダルマ仏教。輪蔵の成立。 | ||
紀元前136年 | 儒教の国教化 | |
紀元前100年 | ストゥーパ崇拝。アジャンタ石窟始まる。 | |
紀元前50年 | 大乗仏教出現 महायान。(出家者に限らず在家者を含めた一切の衆生の救済を揚げる仏教宗派の総称であり、単一の宗派を指していいるわけではない) | 「マヌ法典」原型 |
紀元前20年 | 月氏より仏教が入る。 | |
紀元後25年 | 後漢が成立 | |
67年 | 白馬寺の建立の伝説 | |
100年 | ガンダーラ等仏教彫刻始まる。 説一切有部栄える。「異部集輪論」「普曜経」 初期大乗仏教経典成立。「般若経」「維摩経」「法華経」「華厳経」「浄土三部経」「「般舟三味経」等 | |
147年 | 安世高が洛陽にて小乗経典翻訳「四諦経」「八正道経」等 | |
150年 | 龍樹(ナーガールジュナ नागार्जुन:インドの仏教僧)誕生〜250、「中論」「十二問論」「大智度論」「十住毘婆沙論」等 中期大乗経典成立 | 黄巾の乱 |
200年 | 仏像彫刻始まる。 | |
220年 | 三国時代 | |
250年 | 大和朝廷 | |
265年 | 竺法護が長安にて大乗経典を翻訳。「光讃般若経」「維摩経」「正法華経」等 | 「三国志」 |
300年 | マイトレーヤー「喩伽師地論」「大乗荘厳経論」「宝性論」他 | |
312年 | 道安誕生「粽理衆経目録」 | 五胡十六国 |
<320年 | ヴァスヴンドゥ「倶舎論」「唯識二十論」「唯識三十論」「大乗盛業論」他 | グブダ王朝はじまる。六派哲学栄える。 |
340年 | 竹林七賢人 | |
366年 | 敦厚鳴沙山に石窟が開かれる。 | 陶淵明 |
366年 | 法顕インド旅行 | |
400年 | 後期第上経典成立「金光明経」「金光明最勝王教」「「密厳経」等 | |
401年 | 鳩摩羅什(くらまじゅう)が長安にて経論の翻訳。「般若経」「「阿弥陀経」「弥勠経」「妙法華経」「中論」「大智度論」「十二門論」等 | |
444年 | 北魏太武帝の廃仏運動 | |
450年 | 「大乗起信論」無性「摂大乗論釈」安慧「中辺分列論釈」「大乗荘厳論釈」 | |
493年 | 僧制十七条制定、龍門石窟・麦積山の石窟 | |
500年 | 仏護ブッダーバーリタ「中論註」 | |
508年 | 菩提流支が洛陽にて翻訳「浄土論」「大宝積経」等 | |
522年 | 漢人勠部司馬達等が仏像を持って来朝。護法ダルマバーラ「成唯識論」他 | |
536年 | 武帝が孟蘭盆会を始める | |
538年 | 天智ギ誕生。百済王から仏像。経典が贈られる。仏教伝来。 | |
546年 | 密教が栄える。「大日経」「金剛頂経」など | |
552年 | 仏滅1500年、末法に入ると信じられる。 | |
574年 | 北周武帝の廃仏、華北の仏教弾圧 | |
581年 | 随の文帝が仏教復興、官寺、舎利塔を建立。チベットに仏像や経典が入る。チベット文字が作られる。 | |
593年 | 聖徳太子、推古天皇の摂政となる。「冠位十二階」「十七条憲法」「三経義疏」四天王寺、法隆寺建立。 日本より遣唐使が渡り、日本との交流が始まる | 小野妹子を随に派遣 |
602年 | 玄奘誕生、629年随王朝に変わって新しく成立した唐王朝にインドに向けての出国を求めたが、許可されなかったため、国禁を犯して出国する。 「大唐西域記」「大毘婆沙論」「大般若経」「倶舎論」などの翻訳 | |
601年 | 唐が中国を統一 | |
645年 | 玄奘三蔵法師、657部の経典を長安に持ち帰る。時の皇帝・太宗は玄奘の業績を高く評価し、16年前の密出国の件について罪を問われることはなかった。 | 大化の改新 |
670年 | 法隆寺消失 | |
676年 | 全国に金光明経、仁王経を説く。 | |
701年 | 僧尼令(大宝律令) | |
749年 | 東大寺大仏完成 | |
754年 | 鑑真和上が来日、日本に四分律を伝える。東大寺に戒壇院建立。 | |
759年 | 唐招提寺建立 | |
767年 | 最澄誕生(伝教大師)「守護国界章」「法華秀句」「天台法華年分学生式」 | |
755年 | 空海誕生(弘法大師)「請来目録」「三教指帰」「十住心論」 | |
1000年 | イスラム軍インド中央に侵入 | |
1118年 | 西行誕生 | |
1126年 | 平泉中尊寺建立 | 保元の乱1156,平治の乱1159 |
1133年 | 源空誕生「一枚起請文」「選択本願念仏集」「浄土三部経釈」 | |
1173年 | 親鸞誕生「教行信証」「愚秀抄」 | |
1185年 | 平家滅亡 | |
1192年 | 源頼朝が将軍となる | |
1200年 | 道元誕生「正法眼蔵」「宝慶記」 | |
1203年 | ヴィクラマンラー寺院がイスラムに破壊され仏教衰退に向かう。 | チンギス・ハーン蒙古統一。 |
1222年 | 日蓮誕生、「開目抄」「観心本尊抄」「立正安国論」等 | |
1275年 | マルコポーロ来る。元の中国統一 。文永の役1274,弘安の役1281。 | |
1333年 | 鎌倉幕府滅亡 | |
1368年 | 明朝は仏教を保護しつつ教団の統制を強める。 | 明の中国統一。「水滸伝」「西遊記」 |
1549年 | キリスト教伝来。 | 鉄砲伝来1543 |
1571年 | 織田信長、比叡山焼き討ち。高野山包囲1581 | |
1602年 | 徳川家康、本願寺を東西に分立させる。1603家康将軍となる。 | イギリス東インド会社設立1600 |
1644年 | 清朝成立、清朝の仏教統制強化 | |
1648年 | 「大蔵経」天海版。鉄眼版1681. | |
1665年 | 寺院統制 諸宗寺院法度。 | |
1684年 | チベット大蔵経の開版(北京版) | |
1729年 | チベット大蔵経・ディルゲ版 | |
1730年 | チベット大蔵経・ナルタン(チョーネ版) | |
1744年 | 富永仲基「出定後語」 | |
1800年 | 欧州にインド学・仏教学が起こる。 | |
1800年 | アヘン戦争 | |
1857年 | ペリー来日 | セポイの戦争 |
1868年 | 神仏分離 廃仏毀釈 | |
1871年 | 寺領没収、仏教を皇室より分離、神道を国教とする。 | |
1872年 | 僧侶の肉食妻帯公認。 | |
1884年 | 政教分離。 | ケルンの英訳法華経 |
1885年 | 「縮刷大蔵経」完成 | |
1889年 | 明治憲法 信教の自由 | |
1894年 | 日清戦争1894〜1895 日露戦争1904〜1905 |
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1897年 | 河口慧海がチベット探検 | |
1912年 | 中華民国成立 第一次世界大戦1914〜1918 |
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1917年 | 藤井日達がインド布教を始める。 | ガンジー1869〜1948 |