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時   代
  兄弟仁義
 無法松の一生
赤城の子守唄
ハナミズキ
人生の並木道
唐獅子牡丹
沓掛時次郎
津軽海峡冬景色
旅姿三人男
いい日旅立ち
どこかでだれかが
人生劇場
        
浪曲・清水次郎長伝(広沢虎造)
 
            二木絋三のうた物語
H O M E



























時   代
  兄弟仁義
 無法松の一生
赤城の子守唄
ハナミズキ
人生の並木道
唐獅子牡丹
沓掛時次郎
津軽海峡冬景色
旅姿三人男
いい日旅立ち






















時   代
  兄弟仁義
 無法松の一生
赤城の子守唄
ハナミズキ
人生の並木道
唐獅子牡丹
沓掛時次郎
津軽海峡冬景色
旅姿三人男
どこかでだれかが


H O M E

時 代


いまはこんなにかなしくて
涙も枯れ果てて もう二度と笑顔には
なれそうもないけど

  そんな時代もあったねと
    いつか話せる日がくるわ
  あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ
  だから今日はクヨクヨしないで
  今日の風邪に吹かれましょう
  まわるまわるよ 時代はまわる
  喜び悲しみ繰り返し
  今日は別れた恋人たちも
  生まれ変わって巡り合うよ

旅を続ける人々は いつか故郷に出会う日を
たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る
たとえ今日は果てしもなく
冷たい雨が降っていても
めぐるめぐるよ 時代は巡る
   別れと出会いを繰り返し
   今日は倒れた旅人たちも
   生まれ変わって 歩き出すよ

   まわるまわるよ 時代はまわる
   別れと出会いを繰り返し
   今日は倒れた旅人たちも
   生まれ変わって歩き出すよ
   今日は倒れた旅人たちも
   生まれ変わって歩き出すよ
時 代(徳永英明)

兄弟仁義


   親の血を引く 兄弟よりも
   かたい契りの 義兄弟
   こんな小さな 杯だけど
   おとこ命を かけて飲む

   義理だ 恩だと 並べてみたら
   恋のでてくる 隙がない
   あとはたのむと 駆け出す路地に
   降るはあの娘の 涙雨

   おれの目をみろ なんにもいうな
   おとこ同志の 腹の中
   一人ぐらいは こういうバカが
   いなきゃ 世間の目は覚めぬ
兄弟仁義(藤圭子)
 

無法松の一生


 小倉生まれで 玄海育ち
 口も荒いが 気も荒い
  無法一代 涙を捨てて
  度胸千両で 生きる身の
  おとこ一代 無法松

  空に響いた あの音は
  叩く太鼓の いさみ駒
  山車の竹ざさ 提灯は
  赤いあかしに揺れていた
  今日は祇園の 夏祭り
  揃いの浴衣の若い衆が
  綱を引き出し 音頭とる
  玄海灘の風受けて
  バチが激しく みぎひだり
  小倉名題は 無法松
  度胸千両の あばれ打ち

  泣くな 嘆くな おとこじゃないか
  どうせ実らぬ 恋じゃもの
  愚痴や未練は 玄界灘へ
  捨てて 太鼓の乱れ打ち
  夢も通えよ 夫婦波
無法松の一生(藤圭子)

赤城の子守唄


 泣くなよしよし ねんねしな
  やまのカラスが 泣いたとて
  泣いちゃいけない ねんねしな
  泣けばカラスが またさわぐ

  坊やおとこだ ねんねしな
  親がないとて 泣くものか
  お月さまさえ ただひとり
  泣かずにいるから ねんねしな

  にっこり笑って ねんねしな
  やまのみやげに なにをやろ
  どうせヤクザな イヌ張子
  もらってやるから ねんねしな
赤城の子守唄・東海林太郎

ハナミズキ


空を押し上げて
手を伸ばす君5月のこと
どうか来て欲しい
水際まで来て欲しい
つぼみをあげよう
庭のハナミズキ

薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと終わりますように
君と好きは人が 百年続きますように

夏は暑すぎて
僕からの気持ち重すぎて
一緒に渡るにはきっと船が沈んじゃう
どうぞゆきなさい
お先にゆきなさい

僕の我慢がいつか実をむすび
果てない波がちゃんと終わりますように
君と好きな人が 百年続きますように

ひらり蝶々を
追いかけて白い帆をあげて
母の日になれば
ミズキの葉 贈ってください
待たなくってもいいよ
知らなくってもいいよ

薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと終わりますように
君と好きな人が 百年続きますように
僕の我慢がいつか実をむすび
果てない波がちゃんと止まりますように
君と好きな人が 百年続きますように

君と好きな人が 百年続きますように
ハナミズキ(徳永英明)

人生の並木道


泣くな妹よ 妹よ泣くな
泣けば幼い 二人して
故郷を捨てた 甲斐がない

遠い淋しい 日暮れの路で
泣いて𠮟った 兄さんの
涙の声を 忘れたか

雪も降れ降れ 夜路の果てに
やがて輝く あけぼのの
我が世の春は きっと来る

生きてゆこうよ 希望に燃えて
愛の口笛 高らかに
この人生の 並木道
人生の並木道・渥美清

唐獅子牡丹


 義理と人情を 秤にかけりゃ
 義理が重たい 男の世界
 幼な馴染みの 観音さまにゃ
 俺の心は お見通し
 背なで吠えてる 唐獅子牡丹

 親の意見を 承知ですねて
 曲がりくねった 六区の風よ
 つもり重ねた 不孝の数を
 なんと詫びようか おくふろに
 背なで泣いてる 唐獅子牡丹

 おぼろ月でも 隅田の水は
 昔ながらの 濁らぬ光
 やがて夜明けの 来るそれまでは
 意地でささえる 夢ひとつ
 背なで呼んでる 唐獅子牡丹
唐獅子牡丹(藤圭子)

沓掛時次郎


  すねてなったか 性分なのか
  旅から旅へと 渡り鳥
  浅間三筋の 煙の下にゃ
  生まれ故郷も あるっていうに
  男 沓掛時次郎

  女知らずが 女の世話を
  その上 坊やの手を引けば
  すまぬ すまぬと いう眼が辛い
  旅だ旅だよ 許してくんな
  これがおいらの せい一杯

  男意地づく 命をかけて
  キリリと結んだ 三度笠
  義理は済んだが 泣かずに来たが
  またも今日から 行くさきゃ知れぬ
  旅の合羽を 風が吹く
沓掛時次郎(橋幸夫)

津軽海峡冬景色


   上野発の夜行列車降りた時から
   青森駅は雪の中
   北へ帰る人の群れは 誰も無口で
   海鳴りだけを 聞いていた
   私もひとり 連絡線に乗り
   こごえそうなかもめ見つめ
   泣いていました
   ああ 津軽海峡 冬景色

   ごらんあれが竜飛岬
   北のはずれと
   見知らぬ人が 指を差す
   息で曇る窓のガラス ふいてみたけど
   はるかにかすみ 見えるだけ
   さよならあなた 私はかえります
   風の音が胸を揺する
   泣けとばかりに
   ああ 津軽海峡 冬景色

   さよならあなた 私は帰ります
   風の音が胸を揺する
   泣けとばかりに
   ああ 津軽海峡 冬景色
津軽海峡冬景色(石川さゆり)

旅姿三人男


清水港の 名物は
お茶のかおりと おとこだて
みたかきいたか あの啖呵
粋な小政の 粋な小政の
たびすがた

富士の高嶺の 白雪が
溶けて流れる 真清水で
おとこ磨いた 勇み肌
なんで大政 なんで大政
国を 売る

腕と度胸じゃ 負けないが
人情からめば ついほろり
見えぬ片目に 出るなみだ
森の石松 森の石松
よい おとこ
旅姿三人男(藤圭子)


いい日旅立ち


雪解け直近の 北の空に向かい
過ぎ去り日々の夢 叫ぶ時
帰らぬ人たち 熱い胸をよぎる
せめて今日から一人きり 旅に出る
ああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 夕焼けをさがしに
母の背中で聞いた 歌を道連れに

岬のはずれに 少年はさかな釣り
青いすすきの小径を 帰るのか
私は今から 想い出を創るため
砂に枯れ木で書くつもり 「さよなら」と
ああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 羊雲を探しに
父が教えてくれた 歌を道連れに

ああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 幸せをさがしに
子供の頃に歌った 歌を道連れに
いい日旅立ち(徳永英明)

どこかでだれかが

(木枯し紋次郎)


 どこかでだれかが きっと待っていてくれる
 雲は焼け 道は乾き
 陽はいつまでも 沈まない
 心はむかし死んだ
 ほほえみにはあったことはない
 昨日なんか知らない
 今日も旅をひとり
 けれどもどこかで おまえは待っていてくれる
 きっとおまえは 風の中で待っている

 どこかでだれかが きっと待っていてくれる
 血は流れ 皮は避ける
 痛みは生きている印だ
 いくつ峠を超えた
 どこにも故郷はない 泣く奴はだれだ
 この上何がほしい
 けれどもどこかで おまえは待っていてくれる
 きっとおまえは 風の中で待っている
木枯し紋次郎

人生劇場


 やると思えばどこまでやるさ
 これが男の 魂じゃないか
 義理がすたれば この世は闇だ
 なまじ止めるな 夜の雨

 あんな女に 未練はないが
 なぜか涙が 流れてならぬ
 男ごころは 男でなけりゃ
 わかるものかと あきらめた

 時世時節は 変わろとままよ
 吉良仁吉は おとこじゃないか
 おれも生きたや 仁吉のように
 義理と人情の この世界
人生劇場(藤圭子)

昴(すばる)


   目を閉じて何も見えず
   哀しくて目を明ければ
   荒野に向かう道より
   ほかに見えるものはなし
   ああ 砕けちる さだめの星たちよ
   せめてひそやかに この身を照らせよ
   我はゆく 蒼白き頬のままで
   我はゆく さらばすばるよ

   呼吸(いき)をすれば胸の中
   凩(こがらし)は吼(な)き続ける
   されど胸は熱く
   夢を追い続けるなり
   ああ さんざめく 名もなき星たちよ
   せめて鮮やかに その身を終われよ
   我もゆく 心の命ずるままに
   我もゆく さらばすばるよ

   ああ いつの日か 誰かがこの道を
   ああ いつの日か 誰かがこの道を
   我はゆく 蒼白き頬のままで
   我はゆく さらばすばるよ
   我はゆく さらばすばるよ
昴(谷村新司)

流 転


男命を 三筋の糸に
     かけて三七 賽の目くずれ
   浮世カルタの 浮世カルタの
   浮き沈み

       どうせ一度は あの世とやらへ
   落ちて流れて 行く身じゃないか
   鳴くな夜明けの 鳴くな夜明けの
   渡り鳥

   意地は男よ 情けはおなご
   ままになるなら 男を捨てて
   俺も生きたや 俺も生きたや
   恋のため
流転(藤圭子)    

石 狩 挽 歌


ゴメが鳴くからニシンが来たと
  赤いつっぽのやん衆が騒ぐ
    雪に埋もれた番屋の隅で わたしゃ夜通し飯を炊く
  あれからニシンは どこへ行ったやら
  破れた網は とりさし網か
  いまじゃ浜辺で おんぼろ おんぼろぼろろ
  沖を通るは 笠戸丸
  わたしゃ涙で
  ニシン曇りの 空を見る

  燃えろ篝火 朝里の浜に
  海は銀色 ニシンの色よ
  ソーラン節に 頬そめながら
  わたしゃ大漁の 網を曳く
  あれからニシンは どこへ行ったやら
  オタモイ岬の ニシン御殿も
  今じゃさびれて おんぼろろ
  おんぼろぼろろ
  かわらぬものは 古代文字
  わたしゃ涙で
  娘ざかりの 夢を見る
石狩挽歌(北原ミレイ)

大利根月夜


あれをごらんと 指差す方に
  利根の流れを 流れ月
  むかしわろうて 眺めた月も
  きょうは きょうは涙の顔で見る

  愚痴じゃなけれど 世が世であれば
  殿の招きの 月見酒
  男平手と 持て囃されて
  今じゃ 今じゃ 浮世を三度笠

  元を正せば 侍育ち
  腕は自慢の 千葉仕込み
  何が不足で 大利根暮らし
  国じゃ 国じゃ妹が 待つものを
大利根月夜(藤圭子)

浪曲・清水次郎長伝(広沢虎造)
by Youtube


法院大五郎
尾張名古屋の苦心談
  お蝶の焼香場・次郎長の貫禄
久六の悪巧み
次郎長の計略
お民の度胸
石松と三十石船道中
石松金毘羅代参
石松と見受け山鎌太郎1
  石松と見受け山鎌太郎2
石松と七五郎
石松と都鳥一家
石松の最後
本座村為吾郎
追分三五郎
追分宿の仇討ち
清水次郎長伝・大瀬半五郎1
清水次郎長伝・大瀬半五郎2
次郎長の計略、血煙亀崎宿の仇討ち、代官斬り
「次郎長と玉屋1」「次郎長と玉屋2」
清水次郎長 三下奴
荒 神 山
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